単元の流れ
- 1時間目範読・具体例を見つける
- 2時間目具体例をもとに文章の構造をつかむ
- 3時間目それぞれの具体例を使って筆者が伝えたいこと
- 4時間目筆者の意見に「共感」・「分からない」 自分の考えと比べる
- 5時間目筆者の考えを引用し、自分の考えをまとめる
- 6時間目書いたものを互いに読み合う
1時間目
- 5分便利なものとは、どういうものか考える
身のまわりの便利なものについて話し合う
- 10分範読
段落分け →17段落に分ける
- 30分具体例を見つける
音読練習 ◎「どんな具体例が書かれているか探しながら読もう」
「チャイム」「はさみ」「歩道橋」
具体例を見つける
段落を分けた後、いちばん見つけやすいのが具体例。
「チャイム」「ハサミ」「歩道橋」が挙げられている。
資料として、「包丁」も挙げられているが、「包丁」が「はさみ」と同様の考えを支える例として挙げられていることは、次時以降にはっきりとするので、主に上記の3つが、この文章の具体例と考える。
「包丁」の他にも、「スロープの歩道橋」など、文章中に出てきた設備を細かく挙げることも予想される。この時間は全て具体例として取り上げ、次時以降に、筆者の考えを支える具体例の一部であることに気づかせる。
2時間目
- 5分音読
具体例の確認:「チャイム」「はさみ」「歩道橋」
- 35分具体例をもとに文章の構造をつかむ
◎「これらについて語っているのはどの段落か」
「チャイム」1〜9段落・「はさみ」10〜11段落・「歩道橋」12〜15段落
◯「16〜17段落に書いてあるのは?」
◎「筆者の主張を見つけてみよう」
- 5分文章の構造をまとめる
ワークシートにまとめる。
筆者の主張をもとに、「問い」の文を見つける
具体例をもとに文章の構造をつかむ
具体例を見つけ、さらに、どの段落に書いているのかをまとめることで、文章の構造が見えてくる。
「チャイム」1〜9段落 「はさみ」10〜11段落 「歩道橋」12〜15段落
では、◯「16〜17段落に書いてあるのは?」( C:「まとめ(答え)」)
→◎「筆者の主張を見つけてみよう」
「筆者の主張」をもとに、「問い」を見つける
始めに「具体例」、次に「答え」を見つけていくと、説明文の構造図もすっきりとして、「問い」も見つけやすくなる。
具体例の途中に「問い」があり、見つけにくいと考える児童もいるが、「答え(筆者の主張)」をみると、どちらにも同じ表現が繰り返されていることがわかる。(「だれにとって便利で・・・」)

↑児童用ワークシート

↑学習を進める中で、文章構造をまとめる
3時間目
- 5分音読
1〜9段落「チャイム」
◯「筆者の考えが書いてあるところを見つけながら読もう」
- 30分具体例を使って、筆者が伝えたいことを見つける
◎「具体例を使って筆者が伝えたいことが書いてある段落は?(→ 一文は?)」
・「はさみ」「歩道橋」についても考える
- 10分見つけた「筆者の伝えたいこと」を確認し合う
具体例を使って、筆者の伝えたいこと
「チャイム」の話をしたいのではなく、「チャイム」を例に伝えたいこと。9段落には、「このように」という、接続語があるので、考える手掛かりになる。
また、「包丁」や「スロープの歩道橋」なども、それぞれ、「はさみ」「歩道橋」の具体例を支える一部であることがわかる。
同様の活動を繰り返す際には、全体→個人に任せたり、どれについて考えるか自分で選択したりと、活動方法を変えることで児童の飽きを防ぐ。個人の思考の時間を確保する。
4時間目
- 10分音読
- 30分筆者の意見に「共感」・「分からない」 自分の考えと比べる
◎「共感できることは?」
「身の回りの便利だと思うもの」が、筆者のどの主張と似ているか当てはめる
- 5分次時への見通し
次回、自分の考えをまとめることを伝え、「身の回りの便利だと思うもの」を一つにしぼる
「共感できることは?」
1時間目に考えた「身の回りの便利だと思うもの」を想起しながら、それらが筆者の述べるどのタイプに当てはまるのか、特に共感できるのはどれか、という視点で考える。
「筆者の考えと自分の考えを比べる」活動。「共感できるのはどれ?」と問いを工夫することで。考えやすくなる。
5時間目
- 5分音読練習
自分の選んだ具体例の段落を読む
- 5分「引用」について学ぶ
・教科書の例文を読む
・引用について説明する
- 35分筆者の考えを引用し、自分の考えをまとめる
・自分が見つけた便利なものについて、説明文を引用しながらまとめる
筆者の考えを引用し、自分の考えをまとめる
教科書の例文を参考にする。
以下のような条件があると、書きやすくなる。
・3段落構成
・始め :便利だと思うところ (自分の経験があるとより良い)
・ 中 :不便だと感じるところ
・終わり:引用をふまえた自分の考え
「引用」について
・筆者の意見を取り入れることで、自分の考えに説得力が増す効果がある。
・引用する部分は、「 」に入れる
・必ず、そのまま抜き出す。
6時間目
- 5分発表練習
- 30分書いたものを発表する
- 10分発表を聞き、振り返る
・友達の考えの「共感したこと」や「自分になかった発想」など、振り返る
次時「調べてわかったことを発表しよう:『便利』を探そう」
身の回りの便利なものへ関心が広がってきたことを生かし、「『便利』を探そう」の学習につなげる。
資料の引用や、出典の書き方を意識させた発表をする。

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